晴れ時々猛者

例えば何かの議題に関して、数人でMTGしているとき、
誰かが出したアイディアや意見にひたすら反対するだけの
人に遭遇したことはないだろうか?

僕は、昔からそういう人にだけはなりたくないと強く思っている。

今日、たまたま参加した就活生のグループワークで
周りのメンバーの意見をひたすら反対して潰しまくっている猛者がいた。

猛者は、最初全く発言をしていなかったのだがそのことに焦りを感じたのか
猛烈に出る意見出る意見に反対をし始めたのだ。

グループワークだから、何か言わなくては、黙っていたら評価されない
そのような心理状況に陥る気持ちは分からなくもない。

同じようなシチュエーションは社会に出てもしばしば遭遇する、
議論している内容に対し、なかなか自分の意見が浮かばない、でも
なんとか参加している感、自分も考えてます感を出そうとしてとりあえず
人の意見に反対する。

議論の目的がなんであれ、反対意見だけを述べて代替案もしくは自分の考えを
述べない行為はただの批判でしかない。

議論の中で、批判を繰り返しても建設的でないしちっとも前に進まない。

議論はお互いの考えをぶつけ合い、お互いの認識の違いを埋められる部分は埋めながら最適と思われる解を見つけ出すことが目的、というのが持論である。

参加する以上、反対する前に自分の考えを発信しろ!
他人に反対されることを恐れて自分の意見を控え、他人を批判する行為は
なんの評価も得られない、自分を貶めるだけだ。

その猛者にワーク後、自己評価でどうだったか聞いてみると
「途中から結構しゃべれました、ある程度アピールはできたかと・・・」
との答えが返ってきた。

うーむ、僕の中では0点かな。
それなら、大人しかったけど正確に報告をし続けたタイムキーパーの子の方が
まだグループに貢献してたと思う、あくまで個人的意見として。

だから猛者には、僕の自分の意見を頑張って伝えさせてもらった
「賛成の反対」ばかりすることが評価には繋がらないぜよ。

そんなことが許されるのは天才バカボンだけな訳で、
我々凡人は賛成でも反対でもしっかりと自分の意見をもつしかないのだ。

vol08_koma

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